ディスパッチクレーマーレポートトレーニング編(2011年04月号)
質問者:少年テニスコーチ 男性

アジリティトレーニングを行うためにクレイジーボールを購入したのですが、投げたボールをキャッチする方法の他にどんなやり方がありますか?
クレイジーボールは、アジリティトレーニングをはじめ様々なトレーニングが実施できる器具の一つです。今回は、アジリティトレーニングとして利用できる方法を2つご紹介します。

<1.ころころドッヂボール>
まず、人数に合わせコートの広さ(8名程度:縦5m×横5m)を決めます。次に、チームを枠内(4名)の人と、枠外(4名)の人に分けます。ルールは通常のドッヂボールと同じですが、ボールは投げずに転がすようにします。このボールは、不規則なバウンドをするため素早い動作が要求されます。このトレーニングでは、アジリティで必要とされる、動きながら相手やボール(刺激)に対し反応して動く能力が高まります。コートの広さ(狭く:高強度、広く:低強度)やボールの個数(増:高、減:低)を変える事で強度は自在に調整できます。

1104トレ

[動画がご覧いただけます]


<2.クレイジーボール・テニス>
人数に合わせコートの広さ(6名程度:縦12m×横6m)を決めます。次に、人数を均等に2つのチームに分けます。手をラケットにみたてテニスと同じルールで行います。
このトレーニングでは、テニスやバドミントンのような球技で必要とされる素早い反応と動作が高められます。コートの広さ(広く:高強度、狭く:低強度)を変える事で強度は自在に調整できます。

1104_train2_2

[動画がご覧いただけます]