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Vol.114 2016年10月号

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スポーツ情報誌
DISPATCH Vol.114
クレーマーディスパッチ
よりよいスポーツライフのために
2016年10月号(9月14日発行)
バックナンバー


特集1
海外のコンディショニングへの取り組み
特集2外食やコンビニの利用方法
インフォメーション講習会報告
インフォメーション今月のピックアップ

電子版ディスパッチ2016

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海外のコンディショニングへの取り組み
スコット・フェルプス スピードクエスト社代表/日本SAQ協会テクニカルアドバイザー

『コンディショニング』という言葉を聞いて皆さんは何をイメージしますか? スポーツ選手が、体の調子が悪く、思うようなプレーができなかった時に「コンディショニング不足」と言ったり、逆に体の調子が良い時には「コンディショニングが良かった」と言うように、『コンディショニング』は『体調』を示す言葉として使われているイメージがあります。また、マッサージやストレッチなどで体をケアすることを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
しかし、本来コンディショニングとは「体の準備を整える」ことを指し、体のケアに限らず、競技パフォーマンスに関連する体力要素の向上や動きづくりなども「コンディショニングトレーニング」として定義されています。また、栄養面や休養面もコンディショニングの重要なパートで、これらがすべて機能して初めて「コンディショニングの良い状態」と言えるでしょう。
今回は、この夏に来日したスコット・フェルプス氏に、この『コンディショニング』について、特に体力の向上、動きづくりの点から海外の選手はどのような意識を持って取り組んでいるのか伺いました。

コンディショニングトレーニングの重要性を考える

フェルプス氏にコンディショニングトレーニング(以下、コンディショニング)についてどのような考え方を持っているのか聞いたところ、「コンディショニングは、スポーツパフォーマンスを高めるために行い、競技やポジションに必要な体力要素や動きを知ることが重要である」と答えてくれました。
例えば、野球のピッチャーが「1試合投げ抜く体力をつけること」と、サッカー選手が「1試合走り続ける体力をつけること」のトレーニングは、どちらとも同じで良いのでしょうか。さらに、野球においては、内野手は打球に素早く反応して、 様々な方向への瞬間的な動きが求められるのに対して、外野手は打球に反応し動き始めた後に、素早くボールが落下するポイントへ移動するための加速が求められるように、それぞれのポジションにおいても求められる動きは異なります。
それぞれのスポーツやポジションに関連する体力要素を理解してトレーニングを行うとともに、競技中にどのような動きが行われるのかを分析して「動き」のトレーニングを行う必要があります。つまり、コンディショニングにはスポーツに必要な「動きのリハーサル」の役割があるのです。

どのように取り組まれているのか

海外ではこのコンディショニングは練習メニューの一つとして当たり前のように取り組まれています。SAQトレーニングのような、スピードやアジリティを高めるためのトレーニングも、練習メニューの中に組み込まれており、多くの選手が動きづくりに取り組んでいます。
また、ウェイトトレーニングや体幹トレーニングで筋力やバランスを強化した後には、スプリントトレーニングやアジリティトレーニングを取り入れ、鍛えた筋肉を動きの中で使えるようにコンディショニングしています。
それに対して、日本の場合は競技スキルや戦術練習が重要視され、コンディショニングやSAQトレーニングなどの動きづくりのトレーニングに時間が割かれていないように感じます。走る・跳ぶ・方向転換などのスポーツの基礎となるスキル(ゼネラルスキル)は本来コンディショニングを通して身につくものですが、なかなか実践されていないのが現状です。
ウォーミングアップ直後からボールを使った競技スキルの練習や戦術練習などに取り組んでいるチームが多く、体力強化の一環として、フットワークや補強トレーニングなどのコンディショニングに取り組んでいるチームがあったとしても、どこか練習の中の儀式的な時間になってしまい、選手はトレーニングの重要性を理解しないまま行っているのではないでしょうか。
フェルプス氏は、コンディショニングの内容はもちろんのこと、すべての動きが正しく行われているかを重要視しています。走動作やジャンプ動作一つをとっても、姿勢や目線、接地など正しいスキルで行われているかが大切で、正しい動きを一つ一つ積み重ねていくことがコンディショニングでは重要だと語ってくれました。

コンディショニングを練習に取り入れる方法

トレーニングをする上では欠かせないコンディショニングですが、普段の練習やトレーニングの中で効率良く取り入れる方法はあるのかフェルプス氏に伺いました。

技術練習の合間に取り入れる

技術練習や戦術練習を行う前に、それぞれの練習で必要な動きをコンディショニングの中でトレーニングする方法があります。切り返し動作が多く行われる練習の前には、プログラムアジリティで方向転換動作の学習を行ったり、より実戦に近い練習の前には、コンディショニングの中でリアクションのトレーニングやランダムアジリティトレーニングを行うなど、練習メニューに合わせてコンディショニングを行うことが可能です。そうすることで、日々の練習に変化をつけることができるとともに、段階的にトレーニングを行うことができます。

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ポジション毎にトレーニングを行う

ゼネラルスキルは、基本的にどのスポーツやポジションでも必要となる運動スキルですが、同じスポーツでも、ポジションによって動く方向や、動く距離、動き方は変わります。特にフェルプス氏が指導しているアメリカンフットボールでは、オフェンスの中でもポジションによって大きく動きが異なることから、すべての選手が同じメニューを行うのではなく、ポジション毎に選手のグループを作ってコンディショニングを行っています。
また、それぞれのグループでトレーニングリーダーを決めて、モチベーションが高い選手が他の選手を指導、サポートするような仕組みをとっています。
普段の練習の中では、どうしても競技スキルの向上ばかりに目がいってしまいますが、競技スキルの基礎となる動きをコンディショニングでトレーニングすることはもっと重要です。フェルプス氏は、コンディショニングの重要性を、「バスケットコート上に10人の選手がいて、ボールを持っているのはたった1人。残りの9人は、走ったり方向転換をしたり様々な動き駆使して素早く動かなければならないのに、なぜ速く動くための練習をしないのか? その動きをコンディショニングでトレーニングする必要がある」と例を挙げて解説してくれました。
準備期も後半に差し掛かり、秋のシーズンに向けて体力的にも技術的にも準備を進めて行く時期です。夏に高めた基礎体力をコンディショニングを通して競技パフォーマンスの向上に結びつけましょう。


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スコット・フェルプス
スピードクエスト社代表
日本SAQ協会テクニカルアドバイザー
現役時代は白人最速のスプリンターとして活躍。故障を原因にトレーニングコーチに転身。NBAやNFLなどのトップアスリートのスピードトレーニングコーチとして活躍し、現在は高校生や中学生などのジュニアアスリートの育成に尽力している。
外食やコンビニの利用方法

ディスパッチVol.113 2016年9月号では自己管理能力の向上がカギとお話しました。いつ、どんなときでも食事の基本の形をそろえられるよう、今回は外食やコンビニの利用法についてお話します。高校生の時期は、自分自身で食事を用意する場面が多くなり、ふらっとコンビニに入っては好きなように購入できてしまいます。誘惑に負けず、身体作りに役立つ商品を選ぶポイントをおさえましょう。

外食で食事の基本形を実践するためのポイント

主食、主菜、副菜 a〜cのいずれかの方法をとります
a. 定食タイプを選択する
 例)カツ丼→焼肉定食(ごはん、味噌汁、焼肉、サラダ)
b. 具の多い料理を選択する
 例)ラーメン→五目タンメン ※中華料理は野菜を多く取り入れやすいです
c. 丼物や麺類の場合は野菜料理を意識して追加選択する
 単品で頼みがちな丼や麺には小鉢の煮物、野菜サラダなどを一品追加しましょう
 例)牛丼+ほうれん草の胡麻和え(+冷奴)
乳・乳製品、果物を取り入れる
ヨーグルト、100%果汁、デザートを選択する
※乳製品や果物を使用したババロア、プリン、ゼリー等

+αでひと工夫

たんぱく質

コンビニで食事をそろえる場合、たんぱく質が不足となりがちです。茹で卵、ヨーグルト、チーズ、豆乳、冷奴、牛乳などを取り入れるようにしましょう。

ビタミン・ミネラル・食物繊維

主食は白米よりも雑穀米を選ぶと良いでしょう。外食ではサラダ(野菜)をおかわりができるお店を選びましょう。見た目に騙されず、必要量が摂れるように確認を!
もし、ファストフード店を利用するのであれば、外食・コンビニの実践ポイントを応用しましょう。肉、卵、チーズ、野菜が組み合わせてあるメニューを選択する、あるいはサイドメニューにあるオレンジジュース、野菜スープ、サラダを組み合わせることでバランスが良くなります!

コンビニで食事の基本形を実践するためのポイント

外食の実践ポイントと同じです。ただし、コンビニは選択の幅が増えること=誘惑が多いため注意が必要です。基本を押さえ、パッケージなどの「見た目」や新しい商品に惑わされずに「賢い選択」をしましょう。

お弁当類
ご飯の量は普段と同量になるよう選びましょう(足りない分はおにぎりで追加します)。揚げものを選択する場合は、衣の薄い唐揚げを選択するとよいでしょう。
また、洋食弁当より、和食弁当を選択すると低脂質かつミネラルや食物繊維が摂れます。
麺類
具や野菜、海藻、きのこが多く入っているものを選びましょう。練習前は中華麺よりはうどんやそばの方が消化が早くて良いでしょう。焼きそばやスパゲティー(クリームソースやミートソース)は見た目以上に油が使われているため、練習前は少なめにすると良いでしょう。スパゲティーを選択する際は和風やトマトソースを選ぶと低脂質です。
パン類
サンドイッチは食材が多く使われている商品も増えており、野菜と肉や卵などのたんぱく質源を手軽に取り入れやすいですが、パンにマーガリンが塗られているため見た目よりも高カロリー食品です。カロリーは高いですが、炭水化物量は少ないため、サンドイッチや菓子パンのみで済ますことのないよう注意しましょう。
サラダ・汁物
1食分の野菜の目安は片手1杯分です。また、サラダパスタなどの商品は一見野菜量をとれているように感じますが、キャベツやレタスだけでなく、トマト、ブロッコリーなど色の濃い野菜が入っているものを選ぶようにしましょう。

コンビニの落とし穴

スナック類

唐揚げやアメリカンドッグなどは、たんぱく源となりますが、あくまでも補食として考え、量に気をつけましょう。レジで匂いにつられてつい買ってしまうことのないように。

100%フルーツジュース、○○オレ、乳酸菌飲料

500mlパックにストローをさして飲んでいる光景を見かけます。これではついつい短時間に飲み干してしまいます。糖度が高く、飲んでもすぐにのどが渇く、疲れやすくなるなど悪循環に陥ります。 「乳製品だから」、「100%だから」といっても必要な量を見直しましょう。


参考文献:樋口満 編著:スポーツ栄養学 市村出版(東京)、2014

講習会報告

熊本地震復興支援SAQスクール報告

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2016年8月20日(土)〜22日(月)
太陽が照りつける暑さの中、熊本県内4つの地域で熊本地震復興支援SAQスクールを開催しました。
スポーツを通して、復興に向けての元気と勇気を与えたい、そして笑顔になってもらいたいという思いと共に、子供たちと楽しく体を動かしながら、SAQトレーニングを行いました。
詳しくは、こちらをご覧ください
http://www.cramer.co.jp/info/gambarubai/

今月のピックアップ

平成28年熊本地震 復興支援プロジェクト

このたびの熊本県を中心とする地震により被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
クレーマージャパンは2016年4月に発生した熊本地震後より「復興支援プロジェクト」を立ち上げ、より継続的な復興支援に繋げる活動として、チャリティTシャツをご案内しています。今後も全国各地で行われるスクールや出店活動を通じて復興支援を呼びかけ、絆の輪を絶やさず、復興支援活動を開催していきます。
チャリティTシャツはこちらからご注文いただけます
http://www.cramer.co.jp/kumamoto/


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プリント位置:前面/サイズ:SS〜6L
税込価格:2,000円
税抜価格:1,852円
プリント位置:前面/サイズ:SS〜6L
税込価格:2,500円
税抜価格:2,315円

※商品の仕様、プリントデザインは、予告なく変更する場合があります。
※実際の商品とはデザインの色が多少異なります。予めご了承ください。

○ 送料は弊社が負担させていただきます。
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