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Vol.126 2017年10月号

スポーツ情報誌
DISPATCH Vol.126
クレーマーディスパッチ
よりよいスポーツライフのために
2017年10月号(9月14日発行)
バックナンバー


特集1オスグッド・シュラッター病
特集2USAレポート 競技力向上に向けて
インフォメーション講習会報告
インフォメーション今月のピックアップ

電子版ディスパッチ2017

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いつもクレーマージャパンをご利用いただき、誠にありがとうございます。スポーツ情報誌「クレーマーディスパッチ」について、ご意見・ご要望などございましたら、ぜひお聞かせください。今後の記事の充実に向けて役立てさせていただき、より皆様のスポーツライフに役立つ情報をお届けできるよう全力で取り組んでまいります。
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特集1オスグッド・シュラッター病

今回は成長期に多く起こりやすいスポーツ障害である「オスグッド・シュラッター病(以下オスグッド)」について説明します。「成長痛だからしょうがない」といって放置していませんか。痛みが起こるしくみを理解し、早い段階で改善できることがないか考えてみましょう。オスグッドについては、ディスパッチVol.118 2017年2月号「膝に起こるスポーツ障害」でも簡単に掲載しています。

症状の特徴

オスグッドは、成長期の中学生や高校生に多く、特にサッカーやバスケットボールなどランニングやジャンプ動作を多く行うスポーツで発症しやすいとされている膝の痛みです。
痛みが発生する場所は、膝のお皿(膝蓋骨)がある下の部分から脛の付着部位である「脛骨粗面けいこつそめん」という盛り上がった部分にかけての比較的狭いエリアが中心です。
休憩時など、運動を止めると痛みはなく、運動をすると痛みが出現するという特徴があります。

痛みが起こるしくみ

大腿四頭筋から伸びている膝蓋靭帯は脛骨粗面に付着しており、大腿四頭筋が収縮し、脛骨粗面を引っ張ることで、膝を伸ばす動作を行っています。繰り返し脛骨粗面が引っ張られ、ストレスがかかることで、骨が徐々に隆起し、剥離してしまうのが、オスグッドが起こるメカニズムです。
成長期においては、骨が成長過程にあり、柔らかい骨から硬い骨へと変わっていきます。まだ固まっていない成長過程にある柔らかい軟骨が引っ張る力に耐えられず、負けてしまうのです。
また、身体の発達が著しくみられるこの時期は、骨がどんどん成長し、このスピードに膝周辺の筋肉や腱の成長が追いつかず、アンバランスな筋骨格構造になります。こうした状態に過剰な運動による負荷が加わることで症状が現れやすくなります。

成長期を終えると骨の成長もほとんどなくなるため、症状は出なくなります。ただし大人になっても、身体を酷使するなどにより再び脛骨粗面に強い力が加わると再発することがあります。これをオスグッド後遺症と呼びます。

原因

一つには柔軟性の問題があります。身体が硬かったり、準備運動などで十分にほぐされていない状態で急にスポーツを行うと、筋肉の緊張状態が続き、膝に大きな負担がかかってしまいます。
また、スポーツを行った後のストレッチ不足も原因の一つであり、疲労が蓄積され、膝に負担を与えてしまう場合もあります。
特に大腿四頭筋の柔軟性が低かったり、疲労が蓄積していると、筋肉が硬くなり、その分脛骨粗面にかかるストレスも大きくなります。
さらには姿勢が悪かったり、身体のバランスが崩れている場合なども、膝への負担が増して発症の原因となります。

予防法と治療法

オスグッドを予防するためには、トレーニング前の準備運動や、終わった後の筋肉の緊張をほぐすストレッチを充分に行うことが重要です。これにより、膝への負担を軽減させることができます。大腿四頭筋のストレッチやセルフマッサージ、トレーニング後のアイシング(アイスマッサージもしくはアイスバッグ)が効果的です。
また、柔軟性を高めることで、脛骨粗面にかかる負担をある程度抑えることができますし、左右を均等に使えるよう、身体のバランスを整えることも大切です。
オスグッドは、身体の成長上、やむを得ない症状だと思われることがあるため、痛くても休まないケースが多いといわれています。慢性化や後遺症を防ぐためにも無理はせず、痛みが治まるまでは安静にして、トレーニングは患部外のみにして症状が悪化しないようにしましょう。
痛みがなくなったら、トレーニングを再開しますが、長い回復期間がかかった場合は、柔軟性、筋力、ランニングやジャンプの筋パワーを充分に回復させ、競技動作が問題なくできるようになってから練習に参加しましょう。ただし、最初の段階では痛みが再発しやすいため、トレーニング時にはサポーターやテーピングを使用して負担を軽減しましょう。
軽度の症状の場合はサポーターを使用して膝蓋骨と脛骨粗面の間の負担を軽減させるサポートをしたり(写真1)、もしくはテーピングを使用して大腿四頭筋のサポートを行い(写真2)、膝蓋靭帯が脛骨粗面で引っ張られてストレスがかからないようにします。
痛みが強い時や炎症が見られる場合には、医師の指示のもと、鎮痛剤などの内服や鎮痛消炎剤の塗布を行います。

最近は子どもたちが普段の生活の中で正座をする機会が少なくなっていますが、礼儀作法として正座を行う機会の多い武道をする子どもには、オスグッドが少ない傾向にあるそうです。このことから、予防法の一つとして、正座は膝周辺の筋肉や靭帯のストレッチになり、オスグッドの予防に良いといった説もあります。ただし痛みがすでにある場合には無理に行わないようにしましょう。

特集2USAレポート 競技力向上に向けて

秋のシーズンに備えて、基礎体力の強化から競技力向上に向かって練習メニューを見直しているチームもあるのではないでしょうか。特に準備期から試合期へと移行していく中では、スポーツの専門的スキルである「スポーツスキル」と、その土台となる「ゼネラルスキル」を結びつけてトレーニングを考える必要があります。(Vol.115 2016年11月号参照) 今回は、この夏に来日したスコット・フェルプス氏に、ゼネラルスキルとスポーツスキルの向上を目的としたトレーニングの工夫やポイントについてアドバイスをいただきました。

それぞれのスポーツに必要なゼネラルスキルを考える

ゼネラルスキルには、走る、跳ぶ、スタート、方向転換、様々なステップなどがあげられ、どのスポーツもこれらゼネラルスキルが土台となります。例えば、バスケットボールの「ドリブル走」や「ドリブルでディフェンスを抜き去る」スキルは、「走る」や「一歩目の爆発的速さ(スタート)」などのゼネラルスキルが土台となっています。この他にも、シュートやリバウンドでは、ボールを受ける位置まで素早く移動する、ジャンプをする、ボールを捕る、投げるといったゼネラルスキルが必要であるように、それぞれのスポーツスキル向上のカギはゼネラルスキルの向上にあるのです。
フェルプス氏はこれらゼネラルスキルを高めるためのコンディショニングトレーニングを重視しています。

正しい動きで反復することが大切

コンディショニングトレーニングを考える際には、それぞれのスポーツやポジションに関連する体力要素や動き(動く方向やステップ)を理解する必要があります。(ディスパッチVol.114 2016年10月号参照) また、正しい動作を獲得するためには、反復してトレーニングを行う必要があるようです。
「私が大学でバイオメカニクスや生理学を勉強していた時、運動能力の獲得についての興味深い研究に出会いました。その研究によると、“6〜10回反復することで運動能力が構築され、それを10〜14日続けることで適応が起こり、21日で永続的変化が起こる”という内容でした。つまり、新しい技術を獲得したり動きを覚えるためには1回の練習では不十分であり、時間をかけて反復することはもちろんのこと、できるようなったらそこで止めずに、何度か続けて行うことも必要です。」
フェルプス氏は、コンディショニングトレーニングを行う際にはこの考え方を用いて、トレーニング計画やドリルの反復回数を設定しているそうです。体はトレーニングによって与えられた刺激に反応して、その刺激に見合った適応を示します。(特異性の原則)
ただやみくもにドリルを繰り返すだけではなく、正しい動きを意識して行うことが非常に重要とのことでした。

様々なバリエーションのトレーニングを行う

動きを身につけるためには、トレーニングの意味を理解して反復することが重要ですが、単調な反復練習ではトレーニングへのモチベーションもなかなか高まりません。フェルプス氏がドリルを反復して行う上で工夫していることはあるのでしょうか。
「加速トレーニングを行う時に、単純に“ダッシュを20本やろう!”といっても選手たちにはキツいイメージを与えてしまいがちです。20本を走ること自体が目的となってしまって、加速に必要な動作に意識が向かず、ただ走っただけという結果しか残らないのではないでしょうか。このような場合、トレーニング器具の使用や鬼ごっこ、リレーなどによる競争意識を利用すると、反復練習でも選手に様々な刺激を与えながら行うことができます。例えば、加速トレーニングに関する4つのドリルを、それぞれ3回ずつローテーションで行い、それを3セット行う。これだけで4種類×3回×3セットの計36本ダッシュを行ったことになります。加速トレーニングに限らず、側方への動きや方向転換など様々なトレーニングにも応用できるので、その日の練習内容に合わせてトレーニングを組み合わせていけば選手たちも飽きることなくトレーニングに取り組んでくれるでしょう。」

トレーニング例

A:レット・ゴー[1] 3セット

選手はまっすぐの姿勢で立ち、パートナーは選手の正面から両肩を支えます。選手はまっすぐの姿勢を維持したまま、少しずつ体を前に傾けます。パートナーは合図で両手を放し、選手は前方に走り出します。前傾姿勢を維持し、地面を押して進むよう意識します。

[動画がご覧いただけます]

B:レット・ゴー[2] 3セット

[1]をタオルなどをベルト代わりにウエストに巻きつけて行います。

[動画がご覧いただけます]

C:レジステッドラン(バイパー)3セット

選手の背後から穏やかな抵抗をかけ、選手は前方へ走ります。パートナーも徐々に前進しながら負荷をかけすぎないように注意しましょう。

[動画がご覧いただけます]

D:鬼ごっこ 鬼2セット・子2セット

鬼はパワーポジション(スタート姿勢)で構え、子は間隔をあけて長座で座ります。子は素早く立ち上がりゴールラインに向かってダッシュし、鬼は子が立ち上がる動きに反応してスタートします。
スタートからゴールまでの距離は5mくらいに設定し、選手の能力に合わせて調整しましょう。また子のスタート姿勢を、体育座りやうつ伏せ、腕立て伏せの姿勢などいろいろなパターンで試してみましょう。

[動画がご覧いただけます]

講習会報告

みやぎジュニアトップアスリートアカデミー 育成プログラム報告

主催:みやぎ「夢・復興」ジュニアスポーツパワーアップ事業実行委員会
2017年8月5日(土) 岩沼市総合体育館
トップアスリートとしての資質を身につけ、宮城県の復興を担う次世代の人材育成を目的に実施されている本事業では、様々な育成プログラムを通してアスリートを目指す子ども達を支援しています。今回は「身体の使い方を知る」というテーマのもと、ラダーやマイクロハードルを使ったスピードトレーニングを行いました。この事業で育った子ども達が、将来日本を代表するアスリートとして活躍できることを楽しみにしています。

立川市立立川第六中学校 スーパーアクティブスクール事業 SAQトレーニング講習会

2017年8月7日(月) 立川市立立川第六中学校
運動部に所属する生徒を対象に、SAQトレーニング講習会を行いました。東京都では、体力向上に先進的に取り組む中学校をスーパーアクティブスクールとして指定し、同校はその指定校として体力向上を目指した実践に取り組んでいます。
講習会では、ボディコントロール能力を高めるためにダイナミックフレキシビリティやラダートレーニングを行い、生徒だけではなく先生方にも熱心にトレーニングに取り組んでいただきました。

今月のピックアップ

世界パラ陸上日本代表ウェア販売

7月14日から23日の10日間、ロンドンスタジアムで開催された世界パラ陸上競技選手権大会で史上最多のメダルを獲得した日本代表選手の公式ウェアをご購入いただけます。

ウェアの売上金額の一部をパラ陸上競技の普及、振興、強化のために寄付いたします

シャツ・ハーフパンツ | トレーニングジャージ | ウインドブレーカー

シャツ・ハーフパンツトレーニングジャージウインドブレーカー

F701半袖Tシャツ
カラー:レッド×ネイビー
サイズ:SS〜6L
特別価格:8,000円+税
使用生地:クールエアー®
ポリエステル100%
F701半袖Tシャツ
カラー:ネイビー×ホワイト
サイズ:SS〜6L
特別価格:8,000円+税
使用生地:クールエアー®
ポリエステル100%
F460ボタンダウンポロシャツ
カラー:レッド×ネイビー
サイズ:SS〜6L
特別価格:8,500円+税
使用生地:クールエアー®
ポリエステル100%
F460ボタンダウンポロシャツ
カラー:ネイビー×ホワイト
サイズ:SS〜6L
特別価格:8,500円+税
使用生地:クールエアー®
ポリエステル100%
F453ハーフパンツ
カラー:ネイビー
サイズ:SS〜6L
特別価格:7,000円+税
使用生地:クールエアー®
ポリエステル100%

F601トレーニングジャージ
カラー:レッド×ホワイト
サイズ:SS〜6L
特別価格:12,000円+税
使用生地:エクスパイル®
ポリエステル100%

スリムタイプ

F650トレーニングジャージ
カラー:ネイビー
サイズ:SS〜6L®
特別価格:10,000円+税
使用生地:エクスパイル
ポリエステル100%

スリムタイプ

F300パーカー
カラー:レッド×ホワイト
サイズ:SS〜6L
特別価格:14,000円+税
使用生地:フルダルエステル®
ポリエステル100%

※中綿は入りません
※裏地はメッシュ仕様となります

F550ウインドブレーカー
カラー:ネイビー
サイズ:SS〜6L
特別価格:12,000円+税
使用生地:フルダルエステル®
ポリエステル100%

※裏地はメッシュ仕様となります

※商品の仕様、プリントデザインは、予告なく変更する場合があります。
※実際の商品とはデザインの色が多少異なります。予めご了承ください。
※ご注文金額が12,000円(税抜)に満たない場合、別途送料をご負担いただきます。
(関東地区:550円+税/関東以外:850円+税)
※在庫がある場合は、1週間程でお届けが可能です。
※在庫がない場合は、受注生産となるため、お届けまで6週間程お時間をいただきます。


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世界パラ陸上日本代表ウェア注文フォーム

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