ディスパッチクレーマーレポートケア編(2012年04月号)
質問者:高校1年生 バスケットボール部 男性

春休み中にひどい足首の捻挫をしてしまいました。高校でも部活動があります。病院では痛みが取れてきたらリハビリをしっかりして運動を開始しましょう、と言われました。リハビリって何をするのですか?
ケガをしたことで失われた様々な身体機能の回復を図ります。

リハビリテーションには
①昼食・夕食の摂取量の増加や血糖値の急激な上昇によりインスリンが過剰に分泌されて脂肪に変える
朝食を食べないと、当然お昼にはお腹が空いています。その時に食べる食事はとても美味しく、ついつい多く食べてしまいがちです。その時、急激に血糖値が上昇して、これを脂肪に変えるインスリンが過剰に分泌されて肥満が起きます。

・メディカルリハビリテーション(日常生活への復帰)
・アスレティックリハビリテーション(競技への復帰)

という2種類が存在します。リハビリテーションの詳しい説明は2007年12月号を参考にしてください。今回は部活動への復帰をお考えということで、アスレティックリハビリテーションに絞ってどのような種目を行うのかをご紹介します。

●関節可動域(かんせつかどういき:関節の動く範囲)や柔軟性の改善
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●筋力の向上
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●固有受容性(身体の様々なセンサーの役割・バランス能力など)の改善
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●競技特性(きょうぎとくせい:競技特有の動き)の改善
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上記のものは種目例のご紹介に過ぎません。リハビリテーションは症状の改善にあわせて進めるのが原則です。すべて痛みのない範囲で行なうように注意して、専門家に相談しながら競技復帰に向けて取り組んでください。