ディスパッチ食のチカラ(2011年04月号)
質問者:大学1年生 女性 (陸上競技部 種目:長距離)

この春から、実家を離れて一人暮らしになりました。どのような食事を摂ればいいのでしょうか?
食事の基本形を覚えて一人暮らしの食事に少しでも取り入れると良いでしょう。ここでいくつかのポイントをご紹介します。

<ポイント1 : 食事の基本形を覚える>
食事の基本形とは、下の写真のように、主食・主菜・副菜・乳製品・果物がそろっていることです。これらをそろえれば、必要な栄養素の「質」と「量」を確保しやすくなります。

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<ポイント2 : コンビニを上手に活用して栄養バランスを整えるように意識する>
下の写真のように、ちょっとした工夫をするだけで栄養バランスが良くなります。

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多くの選手が、副菜と言われる野菜(特に緑黄色野菜と言われる、ほうれん草やブロッコリー、アスパラガス、かぼちゃなど)や海藻、きのこなどがもっとも不足しやすいため、日常の食事にほうれん草のお浸しやひじきの煮物などの副菜を加えると栄養バランスが良くなります。さらに、外食では摂取しにくい果物については100%のオレンジジュースを代用品として加えるのも工夫のひとつです。 まずは食事の基本形を覚えて、自分の生活環境に合った食事を選びましょう!